特別養子縁組の手続きダイジェスト

特別養子縁組の手続きダイジェスト 養子との生活
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諸々の手続きが終わり、2020年11月24日についに二人目の子が我が家の戸籍に入籍しました!

今回は一人目の子よりも手こずることが多かったので、記憶が新しいうちに手続きのダイジェストを書き出したいと思います。

客観的な制度や手続きについては他の記事で書いていますので、今回は私のケースの具体例とその時に感じた主観的な思いを書き出してみたいと思います。

なお、以下の日付は上旬、中旬、下旬の粗い粒度で書き出しますのでご了承ください。

NPO法人に登録を行う(2019年9月)

いきなり日付を忘れていますが、確か9月です。(月すら怪しい)

一人目の子と同じNPO法人にて養子縁組希望者として登録を行いました。

NPOのスタッフの方々とも顔なじみだったのと、彼らの方針が「審査」ではなく「意思確認」だったため、比較的落ち着いて面接を受けられたと思います。

グループワークでは養親の先輩ということで、たくさん質問を浴びました。

該当の知らせが届く(2019年12月下旬)

2019年末に、我が家に委託したい子がいると妻に連絡がありました。(この連絡のことを「該当」と言います)

一人目の子よりも登録から該当までの時間が長かったのですが、登録のときに希望者も多かったですし、私達は二人目だったので、1年くらいを覚悟していたため、思いのほか早いと思ったことを覚えています。

この連絡の時点で、その子が自宅出産で、少々気になる症状があるため年明けに精密検査を受けることを伝えられました。

私達夫婦は障害のある子でも受け入れると決めていたので、精密検査を受けることや、その結果は気にしていませんでしたが、純粋に本人の体調が心配でした。

お迎えに行く(2020年1月上旬)

年明けの1月、病院の検査が終わる日程に合わせてお迎えに行きました。

家族みんなで飛行機に乗って移動し、実母さんの生活圏に近いエリアのレンタルスペースで顔合わせと引き継ぎでした。(一人目のときは産後1週間だったので、病院で顔合わせと引き継ぎ)

実母さんは出産からそれまでの赤ちゃんの様子を詳細に話してくださり、その子への愛情が欠けているわけではないということが十分に伝わってきました。

とは言え、同日中に私達は地元に戻るようにしていたので2時間ほどでお話を区切らねばならず、名残惜しいであろう実母さんに別れを告げて地元に戻ってきました。

2歳になったばかりの長女には体力的にキツいスケジュールだったかもしれません。

役所の手続きに行く(2020年1月下旬)

実は二人目の子は戸籍がありませんでした。

正確には、諸々の条件が重なって、すぐに戸籍が作れない状態でした。

重なった条件はおそらく以下の2点だったのではないかと思います。(私調べ)

  • 産前に通院できておらず、母子手帳がなかった。
  • 自宅出産であるため、医師による出生証明が出せなかった。

というわけで、役所に行っても戸籍がない→住民票に入れられない→国民健康保険に入れられないという形で、ほとんどの手続きが行なえませんでした。

児童相談所との連携のための同居児童の届出は住民票がなくても大丈夫です。

それと意外だったのは、子ども手当の申請はできたことです。

諸々の証明書の提出は後でよいと言われたのが印象的でした。

嬉しいには嬉しかったのですが、ITエンジニアっぽい仕事をしている私には、このロジックがデータの不整合を起こすのではないかと若干心配になりましたw

NPO, 保健師さんの訪問(2020年2月下旬)

私達が斡旋をお願いしていたNPOの職員さんが家庭訪問にきてくださりました。

このNPOは委託1ヶ月後に訪問してくださる事になっています。

このへんはNPOごとにポリシーが違うと思うので、本当に参考までに。

別日、役所の方からも保健師さんが訪問してくださり、身長と体重を測ってくれました。4,800gほどで、改めて赤ちゃんは本当にあっという間に大きくなるなぁ、という嬉しいやら寂しいやらの気持ちになりました。

保健師さんの訪問って、全国共通なんですかね?

申し立て書類を送る(2020年3月上旬)

まだ戸籍はできていませんでしたが、先行して申し立て書類だけ送りました。

手続きが始まるのは戸籍ができて、その証明書を追加で送った後になりますが、同居している事実を裁判所に知ってもらっておくために先行しました。

先行したと言っても、予め裁判所に確認して、先に送って良いというアドバイスを受けてからのアクションです。

戸籍ができる(2020年3月下旬)

待ちに待った戸籍ができました!

3月に申し立てが始まったので、新制度の適用はされませんでした。

ここからいくつか残していた手続きを進めました。

まず、住民票を取って健康保険です。

が、一般的に監護期間の子は社会保険に入れませんので、国民健康保険に入れる手続きを行わなければなりません。

そのため役所の窓口で国民健康保険の手続きをしようとしたのですが、私が普通の会社員で社会保険に加入しているので、監護期間の子を国民健康保険に加入させるためには『社会保険の非認定証明』なるものに対して、年金事務所から一筆書いてもらわないといけないというのです。

『非認定証明』なんて書式ないだろ!と思っていたら、やはり独自で用意した書式のようで、おそらく後から「社会保険に入れたのに掛け金の高い国民健康保険に入らされた!」なんて言われないようにするためのものだと思います。

そのため、『社会保険ではなく国民健康保険に加入することを同意する』という一筆を私が書くのではダメかと念押ししたのですが、断られました。

しかたなく年金事務所に一筆書いてもらえるものか確認したのですが、まぁ書いてもらえませんよね。(長女のときどうしたんだっけなぁ…)

というわけで、役所側に書いてもらえない旨伝えると、結局上記のような別の同意書を用意され、そこに一筆書くことで済みました。(最初からそうしろよ…)

次に、裁判所に追加書類を送付して、申し立ての書面上の手続きを初めてもらいました。

こちらは担当者の方に事前に電話で送る旨をお伝えし、それから封書で送りました。

家庭裁判所で面談を受ける(2020年6月下旬)

コロナの影響もあり、家庭裁判所からの面談の呼び出しも申し立てのタイミングからすると遅めでした。

本来なら子供も同席なのですが、感染リスクを考えて、裁判所から養親だけでよいとの連絡をいただいたので、本人は一時保育にあずけて面談を受けに行きました。

面談室はプラスチック板でセパレーターが設置してあり、若干窓を空けてあるコロナ対策してある部屋でした。

面談では養子縁組しようとしている理由とか、年収とか、居住環境とかを聞かれます。

実親さんが養子縁組に出そうとした背景なども聞かれますが、実親さんの事情の詳細は知らないので、そのことを伝えて、NPOやご本人に確認いただくように答えました。(調査官の方は実親さんの方も訪問して面談されます)

児童相談所の2回目の家庭訪問(2020年7月上旬)

これまでにすでに1回家庭訪問してもらっていたはずなんですが、日付を記憶しておらず…。

次女はニコニコさんなので、相談所の方もひと目見ただけで安心されたようで、改めて養子縁組について質問されることもなく、なにか子育てで困っていることはありませんか?という一般的な児童相談所のお仕事的な質問でした。

家庭裁判所の調査官による家庭訪問(2020年8月中旬)

暑い中、家庭裁判所の調査官の方が家庭訪問にきてくださりました。

私達が面談で裁判所を訪れたあとの手続きの進捗や、実親さんに会ってこられて養子縁組の結審に向けて協力的であるとの共有をいただきました。

1度目の面談で口頭で説明していた家の間取りも確認されていましたが、私の説明と一致していると判断されたようで何よりですw(口頭で間取りを説明するのはなかなか大変だった)

審判確定の手紙が届く(2020年9月中旬)

ついに審判確定の手紙が裁判所から届きました!

これから2週間の即時抗告期間を経て、結審というのが通常の流れなのですが、事件が発生しました。

実親さんが引っ越しされていて住所が変わっていたのです。

つまり、申し立て当初の実親さんの住民票が無効だったのです。

裁判に関わる方の書類は申し立て人が集めて提出しなければなりません。

これは多分、養子縁組だからということではなく、申し立ての制度自体がそうなのでしょう。

というわけで、実親さんの住民票を取り寄せなければならないのですが、我々はNPOを介してお願いしなければなりません。

お願いしてからしばらく、待てど暮らせど住民票が届かず、NPOに催促したりしていました。

遅くなった事情は最終的に多忙だったためと分かったのですが、「もしや実親さんの気持ちが変わったのかな」という不安が一番強かった期間です。

実親さんの住民票が届いたので転送(2020年11月上旬)

やっと住民票を入手!

即、家庭裁判所に転送しました。

あとは即時抗告期間を過ごせば結審です!

審判確定書受領と入籍(2020年11月下旬)

ついに審判確定書受領です!

金曜日に受領したので、月曜日に役所に行って入籍の手続き!

生後338日目にして、晴れて戸籍上も次女の誕生です!

これから健康保険の切り替えの手続きをしていきますが、社会保険の手続きにはマイナンバー入りの住民票が必要ですので、手続きをされる方はお忘れなく。

我が家は住民票を取る際にマイナンバー記載希望のチェックを入れてなくて取り直しするハメに…。

あとは任意保険系やら、金融系やら手続きが盛りだくさんですが、なんとか年内には終わらせたいと思っています。

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